FC2ブログ
21

もはや鬼!!……いや悪魔!!

うちの妹さんの話。

うちのおバカさんは、子供の頃からSでして。

幼なじみのKちゃんに、コーヒー牛乳だよと騙しては
泥水を飲ませ。

青汁だよ、身体にいいんだよと言っては
雑草をすり潰した汁を飲ませるという
ほほえましい幼少期を送っておりました。

そんな、頭のネジの抜けた…
もとい、元から頭のネジ穴の数すらたりない我が妹が十歳の時のお話です。

学校の通学路に洋服屋さんがありまして、
そこの表に裸の女のマネキンが出っ放しになっておりました。

それを見て彼女は何かを思い付きます。

つぎの日、学校の男子(通学路が逆の人のみ)に話かけます。

最近、私のほうの帰り道におかしいおばさんが毎日出るんよ…
かわいそうなのは、その娘さんでなぁ…
洋服屋の脇で裸で踊らされてるんよ
あんたは私に恥をかかせたって言って
ヒステリックに怒りながら…

そんな話を男子にした訳です。
ね…びっくりでしょ?
まぁツッコミどころ満載ですが

まともな十歳の女の子がこんな事を思い付くはずがありません。
奴は間違いなく、昔から狂ってました。

さて、と言われた方の男子ですが…

『なんで、親がそんな事をさせるんだ』

『警察は何をしてるんだ』

『なんでお前しか見てないんだ』

十歳でも、ごく当たり前の質問をぶつけてきます。
当然ですね。

最初の質問には
とにかく、なにかの発表会で失敗した?かなにかで娘に恥をかかされた。
それを償え!という事らしい…
あと娘は自分のせいで母親が狂ったのを気にして逆らえないらしい
…と答え。

二番めの質問には
道行く人は通報するが
サイレンの音で、物陰に身を潜める…
近所の人は気の毒なのか、関わりたくないのか通報しない…
と吹き。

三番めの答えには
私、かなり遅く帰ってたから… と答えた。

(実際妹は帰りが遅かったことが多かった)

という、ミラクル解答を繰り出し
あとは、どこで身につけたか
詐欺師もびっくりの迫真の演技でカバーしました。

これで準備万端です。

いゃあ~普通引っ掛からないでしょ?

ところがひっかかる素地がありまして…。

今はどうかしりませんが 昔は私たちの学区に電波系の方が
結構いらっしゃいまして…ええ。
小学生に出刃持って追っかけてくる愉快なおじいちゃまとか
バス停で誰にでも百円せがむ、おばあちゃまとか
その他にもそういう方がいらしてまして

ひょっとしたら、新たなスターの方が、ご出現かな?
という淡い期待と

あとひとつ
これは意外なんですが
うちの妹。普段は普通なんです。
普通の会話。普通の暮らし。
いつも割と素直で嘘もつかない…
そして優しい

そういう人が忘れた頃にメガトン級の嘘をつくんです。

みなさんの周りにもいたでしょ?
日頃から全部、口を開けば嘘の奴。
やれ、自分の親父は総理大臣の友達だとか
やれ、自分の家は虎を飼ってると言い張る奴とか…

私の周りにもいましたよ
光GENJIの諸星の妹役のオーディションに受かったと言い張るおバカさんが
ご丁寧に、ロスでダンスのレッスン受けるとかで早めの夏休みまで取ったはずなのに、
近所のスーパーで目撃されてましたが

脱線した…

とにかく、そういうウソ800な人間じゃなくて
普段滅多に嘘をつかない人間だからこそ
ほんの少しですが真実味が増す事を知ってた訳ですよ、モンスターちゃんは。

すっかり下ごしらえを終えた奴は自分ひとりで楽しむのは忍びないと考えます。

なかの良い女の子数人に声をかけ
帰宅時に物影に隠れます。

息を殺して潜んでいると…かわいそうないけにえが現れます。

妹『ちょww本当に来た!テラワロスwww』
(当時こんな表現あるわけないですが、心理状態って事で…)

キョロキョロしながらやって来た男子はやがて洋服屋のマネキンに気付き愕然とします…

すると…

物影から様子をうかがってたモンスターが嬉々として飛び出し
こうのたまうのです。

『ちょwあんた、なに見にきたん?? 裸の人本当にいたでしょ??www』
と、マネキンを指差します。

もはや鬼ですらない
悪魔です。

メンツを潰された男子は必死の言い訳をさがします。
『…ちがうわ!あほ!!』

あわれです。

とっくにライフ0のこの男の子の心臓に悪魔は楔を打ち込むます。

『ふぅ~ん…そうなんだぁ…家、真逆なのに??www』

………。
もはや言葉もありません。
調子に乗った悪魔はこの日
約15人もの男子を地獄に叩き墜としました。

悪魔は大満足!!!…のはずなのに、物足りません

はて…なんだろう??

答えは直ぐに出ました!!
まだ自分の兄貴を落とし入れてない…。
最後の最後に最高の獲物が残っていた事に悪魔は嬉しくなって
あしどりも軽く帰宅しました。

家に帰るっ部活で疲れてぐったりしている馬鹿兄貴が目に入りました
悪魔は早速作戦に移ります。

しかし当時私は14歳。
十歳の子供の嘘には、いくら頭が悪くても乗っかりません…

うまくいかねぇな…

焦る悪魔は次第にイライラして来ました。

『嘘じゃねぇって、本当だって、みんな見たもん』

『嘘だったら死んでもいいわ』

などとかなり苦しい展開になって来ました。

しかし、男の人ならご存知でしょうが
男性の14歳(まさに厨二)の性欲の凄さを
まさに性欲の塊。
性欲魔神です。

あまりにしつこい妹の攻勢に、だんだん、もしや…と思った当時の私は

とにかく、その話は一旦終わらせて
コンビニに雑誌とジュース買いに行って来ると言って外に出ました。

後に妹は
やれやれ手間がかかった、あの時は…と語っています。

洋服屋でマネキンを見た私は脱兎なごとく帰宅し

玄関のドアを開けるなり

くぉらああああああ!!!!!くぉのガキゃああああ!!!!!!!!!

妹は泣きながらなんでこんなに怒られるのかわからなかったそうで…ええ。

14歳の性欲魔神に言ってはイケナイ冗談ですね。
洒落になんないっての。

今だったら、あらマネキン!!!
こりゃやられたね!!
てへっ☆
…と、言えますけどね。

ちなみに、この話について久々に妹と話ましたが
男子を落とし入れるくだりは
今だに嬉々として恍惚の表情で語りますね…。

やっぱりドSだわ。

(今回、えらい長くてすいません。細かいところは違ってるかもしれませんが、この話、ガチです。)
スポンサーサイト



comment

-
長文お疲れ様です。楽しく読みましたよw妹さんの話を聞くたびに、実はものすごく頭の回転が早いんじゃないかなぁと思います。使えるものを見つけると瞬時に相手を陥れるストーリーが浮かぶんでしょうねwしかも相手が本気で怒るまではいかないように組み立ててる気がします。ヌーさんが今まで色んな事されてきても妹さんを本気で嫌いにならないのは、妹さんは許される範囲をきっちり分かってやってる感じじゃないですか?。そういう点では常識人ですねw
と勝手に妄想しましたけど、この妄想を覆すようなお話を期待したいと思いますwなくても妹さんの話は続けてくださいね。面白いですから。
2008.09.21 02:03
名無し
鳥居みゆき凄いよねまで読んだ
.............
性欲はねぐいーとなってぎゅいーとなるからね
.............
レス不要です
2008.09.21 03:24
流離のヌートリア
名無しさん>
まぁ普段は常識人でしょうね。
でも、ときどき有り得ない言動行動をします。
頭の回転は悪くないでしょうが
怒らせないギリギリと言うのはあんまり当てはまらない気が…
ただ単に私を怒らせて楽しんでるのかもしれませんが。
2008.09.21 20:07

post comment

  • comment
  • secret
  • 管理者にだけ表示を許可する

trackback

trackbackURL:http://861788.blog33.fc2.com/tb.php/72-37978c90